冬場によくあるガス事故の対策

冬場によくあるガス事故
冬場は気温の低下とともにガスの使用量が増えるため、特有の事故が発生しやすくなります。大きく分けて「不完全燃焼による一酸化炭素(CO)中毒」と「凍結や不注意によるガス漏れ」の2つに注意が必要です。
具体的な事例と対策を整理しました。
1. 一酸化炭素(CO)中毒事故
冬場に最も警戒すべき、命に関わる事故です。
一酸化炭素は無味無臭のため、気づかないうちに意識を失う恐れがあります。
換気不足による不完全燃焼:
寒いために窓を閉め切り、換気扇も回さずにガスストーブやコンロを長時間使用すると、室内の酸素が不足してCOが発生します。
小型瞬間湯沸器の長時間使用:
台所にある小型の湯沸器でお風呂を溜めたり、シャワー代わりにしたりするのは厳禁です。
これらは短時間の使用を想定しており、換気が追いつかなくなります。
排気筒(煙突)のトラブル:
雪の重みで排気筒が外れたり、鳥の巣やゴミで詰まったりすることで、排気ガスが室内に逆流するケースがあります。
2. ガス漏れ・爆発事故
冬特有の気象条件や、暖房器具の扱いミスが原因となります。
配管の凍結と破損:
非常に寒い日にガス管や給湯器内の水が凍結し、膨張して管が破裂。その後、解凍された時にガスや水が漏れ出すことがあります。
しきり(ガスホース)の劣化と引っかけ:
掃除や移動の際にガスホースを強く引っ張ったり、古くなって硬くなったホースに亀裂が入ったりしてガスが漏れるケースです。
カセットコンロの誤用(冬の鍋料理):
大きな鍋や鉄板がカセットボンベのカバーを覆ってしまうと、輻射熱でボンベが過熱・爆発します。
3. その他の冬特有のトラブル
ガス遮断機(マイコンメーター)の作動:
冬場、お風呂や暖房で長時間ガスを出し続けると、メーターが「ガス漏れ」と勘違いして自動でガスを止めてしまうことがあります
(故障ではなく安全装置の作動です)。
■事故を防ぐためには
換 気:
1時間に1〜2回は窓を開けるか、換気扇を常時回す。
色チェック:
ガスコンロの炎が「青色」であることを確認(オレンジ色は不完全燃焼のサイン)。
点 検:
雪が降った後は、外の排気筒が塞がっていないか確認。
警報器:
ガス漏れだけでなく「一酸化炭素(CO)検知機能」付きの警報器を設置する。
まとめ
警報器の期限チェックなど、普段見落としがちな器具の確認も重要です。
冬場によくあるガス事故の対策でお悩みならプロに相談!!