| ガス名 | 
1-ブロモー2,2-ジメチルプロパン | 
分子式 (化学式) | 
C5H11Br | 
| 状態 | 
液体 | 
| 色 | 
ほとんど無色 | 
| 臭気 | 
– | 
燃焼 範囲 vol% | 
– | 
爆発等級 | 
– | 
発火度 | 
– | 
| 1-ブロモー2,2-ジメチルプロパンの概要 | 
- ・1-ブロモ-2,2-ジメチルプロパン(1-Bromo-2,2-dimethylpropane、別名:ネオペンチルブロミド、Neopentyl bromide)は、化学式「C5H11Br」で表される有機化合物の一種で、アルキルハライド(臭化アルキル)に分類されます。2,2-ジメチルプロパン(ネオペンタン)の1位の水素原子が臭素原子に置換された構造を持ちます。常温では無色からほとんど無色の透明な液体です。融点は約-105.4℃、沸点は約105~106℃です。水には難溶ですが、エタノール、エーテル、アセトン、ベンゼンなどの有機溶媒には容易に溶けます。
 
 
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| 用途 | 
- ・1-ブロモ-2,2-ジメチルプロパンは、その特異な立体構造(ネオペンチル基)と臭素原子の反応性を活かして、有機合成における重要な中間体として利用されます。特に、医薬品、農薬、染料などの分野で、特定の構造を持つ化合物を合成するためのビルディングブロックとして用いられます。
 
 
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危険 情報 | 
- ・引火点(約6℃~7℃)が低く、非常に引火しやすい液体であり、可燃性の蒸気を発生します。日本の消防法では危険物第4類第一石油類(非水溶性液体)に該当します。
 
 
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人体の 影響 | 
- ・ヒトばく露例において、精子数減少や月経停止などの生殖器官への影響が報告されています。動物実験でも血液系、精巣、卵巣への毒性影響が確認されています。
 
 
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