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1-ブロモー2-クロロエタン(1-Bromo-2-chloroethane)

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販売
対象機材
ガス名 1-ブロモー2-クロロエタン 分子式
(化学式)		 C2H4BrCl
状態 液体
色 無色からわずかに淡黄色
臭気 –
燃焼
範囲 vol%		 1.1 から 7.1 爆発等級 – 発火度 –
1-ブロモー2-クロロエタンの概要
  • ・1-ブロモ-2-クロロエタン（1-Bromo-2-chloroethane）は、化学式「C2H4BrCl」で表される有機ハロゲン化合物の一種です。エタンの1位に臭素原子、2位に塩素原子が結合した構造を持ちます。常温では無色からわずかに淡黄色の透明な液体です。融点は約-17℃、沸点は約106～107℃です。水には不溶ですが、アルコール、アセトン、ヘプタン、クロロホルム、エーテルなどの有機溶媒には容易に溶けます。
用途
  • ・1-ブロモ-2-クロロエタンは、その反応性を活かして、有機合成における重要な中間体として利用されます。特に、医薬品や農薬、染料などの製造において、特定の構造を持つ化合物を合成するためのビルディングブロックとして用いられます。かつては土壌燻蒸剤としても使用されていましたが、現在は使用されていません。
危険
情報
  • ・可燃性の液体であり、可燃性の蒸気を発生します。熱、火花、裸火及び他の着火源から遠ざける必要があります。
人体の
影響
  • ・蒸気を吸入すると有害である可能性があります。急性中毒の症状として、胃不快感、蒼白、粘膜刺激、血圧および体温の低下、昏睡などが報告されていますが、詳細は不明な点もあります。
  • ・遺伝毒性：マウスの肝臓を用いたDNA損傷試験で陽性結果が報告されており、遺伝性疾患のおそれの疑いがあります。
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級		 スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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