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2,3-ジクロロー1-プロペン(2,3-Dichloro-1-propene)

レンタル
販売
対象機材
ガス名 2,3-ジクロロー1-プロペン 分子式
(化学式)
C3H4Cl2
状態 液体
無色
臭気 刺激臭またはエーテル様の臭気
燃焼
範囲 vol%
3.0 から 11.0 爆発等級 発火度 G1
2,3-ジクロロー1-プロペンの概要
  • ・2,3-ジクロロ-1-プロペン(2,3-Dichloro-1-propene)(別名:2,3-ジクロロプロペン (2,3-Dichloropropene)、2,3-DC1P)は、化学式「C3H4Cl2」を持つ有機塩素化合物です。プロペン(プロピレン)の2位と3位の炭素原子に塩素原子が置換した構造を持ち、不飽和結合(二重結合)を有しています。主に合成樹脂や合成ゴムの原料、農薬や医薬品の中間体として利用されます。その反応性の高さから、さまざまな化学反応に用いられる重要な有機中間体です。
用途
  • ・成樹脂・合成ゴムの原料:特に、フッ素ゴムや他の特殊ポリマーの製造におけるモノマーとして使用されます。
  • ・その他の有機合成:さまざまな有機化合物の合成における反応性の高い中間体として利用されます。
危険
情報
  • ・燃焼範囲が存在するため、適切な火源があれば爆発的に燃焼する可能性があります。
人体の
影響
  • ・高濃度での曝露は、頭痛、吐き気、めまい、意識不明などの中枢神経系への影響を引き起こすこともあります。
  • ・長期的な曝露は、肝臓、腎臓への影響、神経系の損傷、および発がんリスクの増加に関連している可能性が指摘されています。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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