| ガス名 |
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール |
分子式
(化学式) |
C4H11NO |
| 状態 |
低温では固体（融点約30.5℃）、常温では粘性のある液体（通常、水溶液として流通） |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
アンモニア臭または魚臭（わずか） |
燃焼
範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
G2 |
| 2-アミノ-2-メチル-1-プロパノールの概要 |
- ・2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール（2-Amino-2-methyl-1-propanol：化学式「C4H11NO」）は、アミノ基とヒドロキシル基（アルコール）の両方を持つ有機化合物であるアミノアルコールの一種です。弱塩基性を示し、乳化剤、分散剤、pH調整剤などとして幅広い工業用途に使用されます。特に水性塗料、化粧品、金属加工液、酸性ガスの吸収剤（スクラバー）などに利用されています。
- ・別名：AMP、2-アミノ-2-メチルプロパノール、アミノブタノール、AM P-95
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| 用途 |
- ・乳化剤・分散剤：水性塗料、接着剤、化粧品（クリーム、ローション）における顔料や油分の分散・安定化。
- ・pH調整剤：水性系製品のpHをアルカリ側に調整するための緩衝剤。
- ・ガス吸収剤：二酸化炭素（CO2）や硫化水素（H2S）などの酸性ガスを除去するためのスクラバー液。
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危険
情報 |
- ・燃焼すると窒素酸化物（NOx）などの有毒なフュームを発生する可能性があります。水溶液は中程度の強さのアルカリ性を示します。
- ・消防法：危険物第四類 第三石油類（水溶性）、危険等級III
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人体の
影響 |
- ・蒸気またはミストを吸入すると、呼吸器系の刺激、咳、喉の痛み、重度の場合は肺水腫を引き起こす可能性がある。
- ・消化管の炎症、悪心、嘔吐を引き起こす可能性がある。
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