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4-ヒドロキシピリジン(4-Hydroxypyridine)

レンタル
販売
対象機材
ガス名 4-ヒドロキシピリジン 分子式
(化学式)		 C5H5NO
状態 固体（結晶または粉末）
色 白色～うすい褐色
臭気 わずかに独特の臭気
燃焼
範囲 vol%		 – 爆発等級 – 発火度 –
4-ヒドロキシピリジンの概要
  • ・4-ヒドロキシピリジン（4-Hydroxypyridine：化学式「C5H5NO」）は、ピリジンの4位の水素原子がヒドロキシ基（-OH）に置換された有機化合物です。構造的には、ピリジン環の4位に酸素が結合したピリドン（4-ピリドン）との間で互変異性（ケト-エノール互変異性）が存在し、通常はケト型の4-ピリドンとして安定に存在します。
  • ・別名：4-ピリジノール（4-Pyridinol）、4-ピリドン（4-Pyridone）、1H-ピリジン-4-オン（1H-Pyridin-4-one）
用途
  • ・ 医薬品、特に特定の生物活性を持つ化合物（例：抗がん剤、中枢神経系作用薬など）の合成における重要な中間体として利用されます。ピリドン骨格は、様々な医薬品の活性成分として存在します。
危険
情報
  • ・可燃性の固体または蒸気です。粉塵が空気と混合すると粉塵爆発の危険性があるほか、高温下では引火する可能性があります。
人体の
影響
  • ・眼、皮膚、粘膜を刺激します。重篤な眼の損傷を引き起こす可能性があります。粉じんやミストの吸入は、呼吸器に刺激を与えるおそれがあります。
  • ・ピリジンおよびその誘導体の過剰暴露は、頭痛、吐き気、神経過敏、不眠などの神経系への影響を引き起こす可能性が指摘されています。
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級		 スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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