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グリシジルイソプロピルエーテル(Glycidyl Isopropyl Ethe)

レンタル
販売
対象機材
ガス名 グリシジルイソプロピルエーテル 分子式
(化学式)
C6H12O2
状態 液体
無色透明
臭気 特有の臭気
燃焼
範囲 vol%
爆発等級 発火度
グリシジルイソプロピルエーテルの概要
  • ・グリシジルイソプロピルエーテル(Glycidyl Isopropyl Ether:化学式「C6H12O2」)は、グリシジル基(エポキシ環)とイソプロピルエーテル基を持つ有機化合物です。主に化学合成の中間体として使用され、そのエポキシ環の高い反応性が特徴です。
  • ・別名:1-イソプロポキシ-2,3-エポキシプロパン、(イソプロポキシメチル)オキシラン
用途
  • ・エポキシ樹脂の粘度を下げるための反応性希釈剤として使用されます。これにより、エポキシ樹脂の取り扱いが容易になり、含浸やコーティングといった用途に適した粘度に調整できます。
危険
情報
  • ・引火性の液体および蒸気であり、熱、火花、裸火から遠ざける必要があります。
  • ・強酸化剤や酸と激しく反応する危険性があります。また、空気や光に曝露すると、爆発性過酸化物を生成する可能性があります。
人体の
影響
  • ・そのエポキシ基の反応性から、人体に対して刺激作用、感作性、そしてより深刻な毒性を示す可能性があります。
  • ・長期または反復暴露により、皮膚感作性のほか、動物実験で臓器(特に肝臓、腎臓、脾臓など)への影響や、変異原性、発がん性、生殖毒性の可能性が報告されています。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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