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n-カプロン酸(n-Caproic Acid)

レンタル
販売
対象機材
ガス名 n-カプロン酸 分子式
(化学式)		 C6H12O2
状態 液体
色 無色透明
臭気 腐ったチーズ、汗、ヤギのような不快な臭気
燃焼
範囲 vol%		 – 爆発等級 – 発火度 G2
n-カプロン酸の概要
  • ・n-カプロン酸（n-Caproic acid）は、6個の炭素原子からなる飽和脂肪酸で、化学式は「C6H12O2」です。天然には、牛乳、チーズ、ヤシ油などに含まれており、特徴的な不快な臭気を持つことが名前の由来（ラテン語のcapra、「ヤギ」に由来）となっています。常温では無色透明の油状液体です。
  • ・別名：ヘキサン酸
用途
  • ・香水、石鹸、化粧品、食品添加物（特に酪農製品や果物のフレーバー）において、特定の香気を付与するために使用されます。
  • ・エステル、塩、アミドなどのカプロン酸誘導体の製造原料となります。これらの誘導体は、さらに香料、医薬品、ポリマーなどの製造に利用されます。
危険
情報
  • ・可燃性液体であり、蒸気は空気と爆発性混合物を形成する可能性があります。
人体の
影響
  • ・蒸気を吸入すると、喉や気管を刺激し、咳や息苦しさ、呼吸困難を引き起こす可能性があります。
  • ・眼に入ると、強い痛み、発赤、視力障害を引き起こし、重篤な場合は永久的な損傷に至る可能性があります。
爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級		 スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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