| ガス名 |
パラトルエンスルホニルクロライド |
分子式 (化学式) |
C7H7ClO2S |
| 状態 |
結晶性固体(粉末) |
| 色 |
無色~白色、または淡黄色 |
| 臭気 |
刺激臭、または特異臭 |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| パラトルエンスルホニルクロライドの概要 |
- ・パラトルエンスルホニルクロライド(Para-Toluenesulfonyl Chloride:化学式「C7H7ClO2S」)は、パラトルエンスルホン酸の酸クロリド(スルホニルクロリド)で、略して「トシルクロリド(TsCl)」とも呼ばれます。ベンゼン環のパラ位にメチル基、そしてスルホニルクロリド基(-SO2Cl)を持つ構造です。ヒドロキシ基(-OH)やアミノ基(-NH2)を保護する「トシル化」や、反応性の高い離脱基に変換するのに用いられる、有機合成における重要な試薬です。水や湿気と反応して塩化水素ガスを発生させるため、取り扱いに注意が必要です。
- ・別名:トシルクロリド(Tosyl Chloride, TsCl)、塩化パラトルエンスルホニル
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| 用途 |
- ・アルコールやアミンなどの水酸基やアミノ基を、優れた脱離基であるトシル基(p-トルエンスルホニル基)に変換する反応(トシル化)に使用されます。
- ・有機合成において、水酸基などの官能基を一時的に保護するための試薬として使用されます。
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危険 情報 |
- ・金属腐食のおそれ(水と反応して生成する塩酸による)
- ・加熱分解や水との反応により可燃性、毒性、腐食性のガス(塩化水素、二酸化硫黄など)を発生する危険性があります。
- ・可燃性ですが、水と反応して塩化水素ガスを放出するため、消火時には注意が必要です。
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人体の 影響 |
- ・強い腐食性があり、皮膚に付着すると薬傷(化学やけど)や刺激を引き起こします。眼に入ると重篤な損傷(失明の危険を含む)を引き起こします。
- ・刺激臭があり、粉じんやヒュームを吸入すると、気道や粘膜に重度の刺激を与え、咳、息切れ、気管支の炎症、アレルギー(喘息様症状)を引き起こすおそれがあります。
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