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プロパルギルクロライド(Propargyl Chloride)

レンタル
販売
対象機材
ガス名 プロパルギルクロライド 分子式
(化学式)
C3H3Cl
状態 液体
無色~淡黄色~淡橙色
臭気 特有の臭気(刺激臭、またはゼラニウムのような臭いとも表現される)
燃焼
範囲 vol%
2.0 から 11.5 爆発等級 発火度
プロパルギルクロライドの概要
  • ・プロパルギルクロライド(Propargyl chloride:化学式「C3H3Cl」)は、末端に三重結合(アルキン)と塩素原子を持つ有機化合物で、強力なアルキル化剤として知られています。有機合成においてプロパルギル基を導入するための重要な試薬です。
  • ・別名:3-クロロプロピン(3-Chloropropyne)、1-クロロ-2-プロピン、2-プロピニルクロライド
用途
  • ・三重結合と反応性の高い塩素原子を併せ持つため、医薬品、農薬(特に殺菌剤や除草剤)、香料、特殊化学品、ポリマー、染料などの合成において、重要な中間体として広く利用されます。
危険
情報
  • ・プロパルギルクロリドは、その極めて高い引火性、毒性、腐食性、および爆発性から、取り扱いには最大限の注意が必要です。
  • ・非常に引火性の高い液体および蒸気です。引火点が非常に低いため、火気、スパーク、高温、静電気など、わずかな点火源でも容易に引火します。
人体の
影響
  • ・経口、経皮、吸入のいずれの経路でも、極めて高い毒性を示します。許容濃度が非常に低く設定されており、少量でも重篤な影響を及ぼす可能性があります。特に肝臓、腎臓、神経系に毒性を示すことが報告されています。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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