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プロピレングリコールモノエチルエーテル(Propylene Glycol Monoethyl Ether)

レンタル
販売
対象機材
ガス名 プロピレングリコールモノエチルエーテル 分子式
(化学式)
C5H12
状態 液体
無色
臭気 わずかにエーテル特有の臭気
燃焼
範囲 vol%
1.9 から 13.1 爆発等級 発火度
プロピレングリコールモノエチルエーテルの概要
  • ・プロピレングリコールモノエチルエーテル(Propylene Glycol Monoethyl Ether:化学式:「C5H12」)は、エーテルアルコールの一種であり、様々な工業分野で溶剤として広く使用されています。
  • ・プロピレングリコールモノエチルエーテルは、無色透明の液体で、わずかにエーテル臭を持っています。水と混ざりやすく、多くの有機化合物や樹脂を溶かす能力に優れています。
  • ・別名:1-エトキシ-2-プロパノール
用途
  • ・塗料、インク、ワニス、樹脂、接着剤などの溶剤として幅広く使用されます。特に、水と有機溶剤の両方に溶解する性質(両親媒性)を持つため、水性塗料や水系インクの溶剤としても適しています。
  • ・電子工業におけるフォトレジストや洗浄剤の溶剤として利用されます。
危険
情報
  • ・引火性があり、人体に影響を及ぼす可能性があるため、安全な取り扱いが必要です。
人体の
影響
  • ・蒸気を吸入すると、頭痛、めまい、吐き気、眠気、倦怠感などの麻酔作用(中枢神経系抑制作用)を引き起こす可能性があります。高濃度で長時間暴露すると、意識喪失に至ることもあります。呼吸器系の軽度の刺激を引き起こすこともあります。
  • ・長期または反復暴露により、動物実験で高用量投与時に肝臓や腎臓への影響が報告されていますが、一般的なヒトでの使用においては、通常懸念されるレベルではありません。

爆発等級の分類
爆発等級は、爆発性ガスの標準容器による火災逸走を生ずるスキの最小値

爆発
等級
スキの奥行25mmにおいて火炎逸走を生ずるスキの最小値
1 0.6mmを超えるもの
2 0.4mmを超え、0.6mm以下のもの
3 0.4mm以下のもの
  発火度の分類
発火度は、爆発性ガスの発火温度に従って、下表のように6等級に分類する。

発火度 発火温度
G1 450℃を超えるもの。
G2 300℃を超え450℃以下のもの。
G3 200℃を超え300℃以下のもの。
G4 135℃を超え200℃以下のもの。
G5 100℃を超え135℃以下のもの。
G6 85℃を超え100℃以下のもの。

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