| ガス名 |
ピラジン |
分子式 (化学式) |
C4H4N2 |
| 状態 |
固体(結晶) |
| 色 |
無色から白色 |
| 臭気 |
特有の、強い焦げたような、またはローストされたナッツのような香ばしい臭気 |
燃焼 範囲 vol% |
1.4 から 9.9 |
爆発等級 |
– |
発火度 |
G1 |
| ピラジンの概要 |
- ・ピラジン (Pyrazine:化学式「C4H4N2」) は、芳香族性の複素環式化合物の一つで、ベンゼン環の炭素原子2個が窒素原子に置き換わった構造を持ちます。食品においては、加熱調理(特に焙煎やメイラード反応)によって生成し、インスタントコーヒー、ポテトチップス、パン、チョコレートなどの「香ばしい」風味の主要な成分として知られています。
- ・別名:1,4-ジアジン、パラジアジン
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| 用途 |
- ・最も主要な用途の一つであり、その独特の香りを活かして、コーヒー、パン、ローストした肉、ナッツ、ポップコーン、チョコレートなどの食品フレーバーや、香水、化粧品などの香料成分として広く使用されます。特に、加熱調理によって生成される香ばしい香りの主要成分として重要です。
- ・医薬品の構造中にピラジン環が含まれるものが多く、ピラジンやその誘導体は、抗がん剤、抗結核薬、抗炎症薬などの医薬品合成における重要な中間体として利用されます。
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危険 情報 |
- ・引火性の高い固体であり、熱、火花、裸火、高温のものとの接触を避ける必要があります。蒸気・空気の混合気体は爆発性を持つことがあります。燃焼すると、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO2)、有毒な窒素酸化物(NOx)などを放出する危険性があります。強酸化剤や強酸と激しく反応するおそれがあります。
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人体の 影響 |
- ・蒸気の吸入による鼻、喉、気道の刺激。高濃度暴露では、頭痛、めまい、吐き気、眠気などの中枢神経系抑制症状が現れることがあります。
- ・一般的に、食品フレーバーとして使用される場合は極めて微量であり、通常の使用量では安全性に問題がないとされていますが、高濃度での暴露は避けるべきです。
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