| ガス名 |
テトラプロポキシチタン(IV) |
分子式 (化学式) |
Ti[O(CH2)3CH3]4 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色または淡黄色 |
| 臭気 |
アルコール様(わずかなエステル臭を伴う場合もある) |
燃焼 範囲 vol% |
– |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| テトラプロポキシチタン(IV)の概要 |
- ・テトラプロポキシチタン(IV)(Tetra-n-propoxy Titanium(IV):化学式「Ti[O(CH2)3CH3]4」)は、チタン(IV)とn-プロピルアルコール(1-プロパノール)が結合した有機チタン化合物(チタンアルコキシド)の一種。空気中の水分と反応して容易に加水分解し、二酸化チタン(TiO2)の薄膜や微粒子を形成する性質(ゾル-ゲル法)を持つ。この反応性を利用して、主に工業分野で触媒や表面処理剤として利用されます。
- ・別名:オルトチタン酸テトラ-n-プロピル、チタンテトラ-n-プロピラート
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| 用途 |
- ・重合反応(特にポリオレフィンの製造)、エステル交換反応、アルコール酸化反応など、多くの有機合成反応における触媒として使用されます。
- ・表面処理剤・コーティング剤:ガラス、金属、セラミックスなどの表面に薄い酸化チタン膜を形成するための前駆体として用いられます。
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危険 情報 |
- ・蒸気は空気と混合して爆発性混合気体を形成することがあります。
- ・水と激しく反応し、加水分解によってプロパノール(アルコール)と酸化チタンを生成します。この反応は発熱を伴う場合があり、生成するプロパノールも引火性を持つため、火災の危険性を高める可能性があります。
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人体の 影響 |
- ・蒸気を吸入すると、呼吸器系の刺激、咳、のどの痛みなどを引き起こす可能性があります。分解により生じるプロパノールも同様の影響を与えることがあります。
- ・長期的な繰り返し曝露に関する詳細な情報は限られていますが、皮膚の乾燥やひび割れなどの皮膚炎が報告される可能性があります。
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