| ガス名 |
酢酸ビニル |
分子式 (化学式) |
C4H6O2 |
| 状態 |
液体 |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
甘く、心地よい果実のような臭い(高濃度では刺激臭) |
燃焼 範囲 vol% |
2.6 から 13.4 |
爆発等級 |
– |
発火度 |
G2 |
| 酢酸ビニルの概要 |
- ・酢酸ビニル(Vinyl Acetate:化学式「C4H6O2」)は、酢酸とビニル基がエステル結合した有機化合物(モノマー)です。無色の液体で、主にポリ酢酸ビニル(Polyvinyl Acetate, PVA)やポリビニルアルコール(Polyvinyl Alcohol, PVAL)といった合成樹脂の原料として大量に使用されます。熱や光によって容易に重合する性質があります。
- ・別名:酢酸エテニル、1-アセトキシエチレン、VA
|
| 用途 |
- ・合成樹脂原料:ポリ酢酸ビニル(塗料、接着剤、バインダー)、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA樹脂、ホットメルト接着剤)、ポリビニルアルコール(繊維、接着剤、フィルム)などの製造原料。
|
危険 情報 |
- ・蒸気は空気より重く、遠くまで移動して引火する可能性があります(遠距離引火)。熱や光、特定の不純物(過酸化物など)の存在下で容易に重合し、容器の破裂や火災・爆発の危険を生じることがあります。
|
人体の 影響 |
- ・蒸気を吸入すると、鼻、喉、気道に刺激を与え、咳や息切れを引き起こす可能性があります。高濃度では有害であり、疲労、めまい、意識障害などを引き起こす可能性があります。
- ・動物実験で腫瘍の発生が報告されており、人に対してもおそらく発がん性があると疑われています(IARCによる分類)。
|