| ガス名 |
フッ化ビニリデンモノマー |
分子式 (化学式) |
C2H2F2 |
| 状態 |
常温常圧ではガス(圧縮液化ガスとして供給) |
| 色 |
無色 |
| 臭気 |
かすかなエーテルのような臭気(特性臭) |
燃焼 範囲 vol% |
5.5 から 21.3 |
爆発等級 |
– |
発火度 |
– |
| フッ化ビニリデンモノマーの概要 |
- ・フッ化ビニリデンモノマー(Vinylidene Fluoride Monomer:化学式「C2H2F2」)は、エチレンの水素原子2個がフッ素原子2個に置換された有機フッ素化合物で、重合反応により高性能フッ素樹脂であるポリフッ化ビニリデン (PVDF) の原料となるモノマー(単量体)です。加圧液化ガスとして取り扱われます。
- ・別名:1,1-ジフルオロエチレン、1,1-Difluoroethene、1,1-Difluoroethylene、ハルカーボン1132A
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| 用途 |
- ・ポリフッ化ビニリデン (PVDF) の主要な原料。PVDFは耐熱性、耐薬品性、機械的強度、優れた電気特性(圧電性)を持ち、リチウムイオン電池のバインダー、コーティング材、パイプ、膜などに使用されます。
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危険 情報 |
- ・着火源があれば爆発的に燃焼する危険性が非常に高いです。爆発範囲が広いため、極めて危険なガスと言えます。
- ・そして発がん性において非常に高い危険性を持つ物質として認識されており、取り扱いには厳重な管理が必要です。
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人体の 影響 |
- ・吸入により有害であり、中枢神経系に影響を与え、めまい、頭痛、吐き気を引き起こす可能性があります。液化ガスに皮膚や目が接触すると、急速な蒸発により凍傷(フロストバイト)を引き起こします。
- ・長期暴露による影響は低いとされていますが、高濃度では血液の性状変化や腎臓のミネラル沈着などが動物実験で報告されています。
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