| ガス名 |
キシリジン(混合物) |
分子式 (化学式) |
C8H11N |
| 状態 |
液体(油状) |
| 色 |
淡黄色から褐色 |
| 臭気 |
特有の弱い芳香族アミン臭(ツンとした刺激臭) |
燃焼 範囲 vol% |
1.0 から 1.5 |
爆発等級 |
– |
発火度 |
G1 |
| キシリジン(混合物)の概要 |
- ・キシリジン(混合物)(Xylidine (mixed isomers):化学式「C8H11N」)は、ベンゼン環の2つの水素原子がメチル基(-CH3)に、1つの水素原子がアミノ基(-NH2)に置換された芳香族アミン化合物群(アニリン誘導体)。主に染料や農薬、医薬品などの合成中間体として使用されます。毒性が高く、皮膚からも吸収されるため、取り扱いに注意が必要です。
- ・別名:ジメチルアニリン(Dimethylaniline、ただしN,N-ジメチルアニリンとは異なる)、アミノジメチルベンゼン (Aminodimethylbenzene)
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| 用途 |
- ・アゾ染料、顔料、その他の有機染料の製造において重要な中間体として使用されます。特に、鮮やかな色を出す染料の原料となります。
- ・局所麻酔薬(例:リドカイン、メピバカイン)、抗不整脈薬、その他の医薬品の合成中間体として利用されます。
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危険 情報 |
- ・可燃性液体であり、火災時に有毒ガス(窒素酸化物など)を発生します。引火点が高いためパラキシレンほど引火性は高くないですが、加熱により爆発性の蒸気/空気混合物を形成する可能性があります。
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人体の 影響 |
- ・摂取、吸入、または皮膚から吸収されると血液中のヘモグロビンを酸化し、メトヘモグロビンを生成する作用(メトヘモグロビン血症)を引き起こす可能性があります。これにより、チアノーゼ(皮膚や唇が青くなる)、頭痛、めまい、疲労、意識障害、呼吸困難を引き起こし、高濃度では死に至ることもあります
- ・動物実験で膀胱がん、肝臓がん、呼吸器系のがんなどの発がん性リスクが示されています。ヒトにおける職業曝露とがんの関連についても研究が続けられています。
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